自分の状態をよく知るって、私にとって大事な一歩を踏み出してみた。

こんにちは、ろばみみです。

トラブルだらけの人生を送ってきて、もういい加減つかれてヘトヘトになってリタイアしたのですが・・・。

この3ヶ月、就労移行支援に通って、ほんとよかったと思っています。

 

一番は、自分の状態をよく知る時間をたっぷりとれた事。今までは何か変だな、うまくいかないな、と思いながらずっと放置してきたのですが、なぜトラブルが起きるのか、どんな時にうまくいって、どんな時が苦手なのか。これを分析しつつあります。

 

例えば、人の話を聞くことが難しいということ。今までは「人の話をきけーっ」と怒られてはすみませんと謝ることしか、してきませんでしたが、なぜ難しいのか、どんな時に難しいのか、対策はあるのか、対策してどこまでカバーできるのか・・・と分析していきます。何度怒られてもどうしようもなかったことが、解明しつつある。段違いです。すごい。

 

例えば、人がザワザワしている所では、ザワザワ音を可能な限りシャットアウトして、目や口の動きに集中して、なんとなくわかる・・・のが精一杯です。補聴器つけると多少楽かな。今日も「11時に待ち合わせ」を「11時半に待ち合わせ」と間違って聞き取っていました。あとでLINEで確認して発覚。これが毎日なんです。

 

そして目の前の人が話していても、何かシャッと動くものがあると、ついそっちを目で追いかけてしまう。まじで競走馬がつけているブリンカーシャドーロールがほしい!

 

f:id:robamimim:20180823014233j:image

(って思ったけど、付けた所を想像したらこれはこれで嫌だなあ)

 

そうして追っかけた目線の先に、迷子の子供がおろおろしてたり、おじいさんが転んでいたりする。そうすると、どうしてもそっちに体が動いていってしまう。

 

困るのは電車に乗っている時で、1時間はやく家を出ても、1時間分なんか発見してしまう。そのため約束の時間を守れない事があるのです。

 

以前は都会の人は冷たいなあと思っていたけど、実は、普通の人は見えていないんだって事を知った時、世界がひっくり返ったように感じました。これもっと早くわかっていれば、自衛隊や警察官になったのに!そっちの世界では大変重宝される性質なんですよね。

 

以前、システム障害の対応を請け負っていた事がありました。その時はいち早く原因を見つけ、最短で復旧策を立て、重宝されたものでした。残念ながら、あまりにハードワークすぎて、生活も健康もメンタルもぐだぐだになり、続けられなかったのですが、改めて分析してみると、時間管理のサポートをお願いするなどして、生活のクオリティが下がりすぎないようにコントロールできれば、よかったんじゃないかなーと思っています。

 

生活のクオリティでいうと、ヘンテコな服を買って適当に着て、話題の人がいっちょ上がりなんですよね。どうしてもカラフルだったり、面白いカッティングやデザインに心惹かれてしまって・・・あるいは、フリマで安く仕入れて、適当にわさわさ着てTPOは宇宙のかなたに飛んでいきましたってスタイルになりがち。。。そんで忙しくなるとお気に入りのクタクタのTシャツにジーパンスニーカー。もちろんノーメイク。

 

最近はシンプルなワンピースを着れば間違いないって分かってきたけど、、、スーツにシャツを着るのをわすれて、タンクトップで出かけたり・・・家を出る前に誰かにファッションチェックしてほしい!

 

食事も適当になりがちです。最近はちょっとずつ、レンチン料理ができるようになってきました。3食卵かけご飯とか、3食カレーとかよくやる。ちょっとぐらい腐っててもまいっかで食べちゃうし。ともかく健康を維持するために肉・野菜・米をどかっと食う。あとビタミンCをアマゾンで買って飲んでる。そんだけ。

 

 

おかげで見た目は健康優良児なので、悩みがあると思ってもらいにくい。アレルギーで時々倒れるのも信じてもらえない。それが悩みだって相談したら・・・

 

私は困った時に困ったなあって顔をしていないことがわかった。自分ではしっかり計画を立てて実行しているのに、周りからは突然おかしな事を始めてヤバイ奴と思われたりもしやすい。

 

表情ってほんと難しい。発達障害の人は特に丁寧に根気よく、表情の練習をした方がいいそうです。困ってるんだってリアルタイムで伝わった方が、何かとスムーズなんだそうです。いろんな人に助けてもらいやすくなるし、いまの自分の取り組みをリアルタイムでわかってもらえると、無用にビックリさせないで済む。そうなったらいいなぁーと思いながら、日々鏡に向かって困り顔の練習をしています。

 

そんな話をしていたら、自分の息子(7歳)もそうかもしんない、どうしようって話になった。自分の時も相当厳しかったけれど、今はもっと厳しいみたい。薬をのんで大人しくさせればOKってゾッとする。それって教育の放棄じゃない???

 

過激かもしんないけど、四六時中怒れれてばかりだったら、そんな学校に通う方がマイナスだ。親としても服や食べ物の好みがきつくて我儘に付き合いきれないって悩んでた。

 

でもさ、わがままじゃなくって、ほんとに食べるのに困難を感じていたらどうなんだろう。自分は事情があって食べられるものに制限があって、それでも一緒にご飯を食べる場を大事にしたいんだって伝えられたらいいのにな。息子さんお母さんの事大好きなんだよ。なんとかコミニケーションがとれたらいいのに。

 

こんな試行錯誤中のポンコツだけど、ふと、この子のためなら頑張れるって思ったのでした。