ADHDで生きる方がハードモードじゃないか!!!

ADHDということで、それなりに生きようとおもって約1年が経過しようとしています。
やってみて分かったのは、ADHDとして生きるほうが 普通に生きるより 何倍も難しい・・・!!!ということでした。

こんなに大変ならごまかして普通に生きるほうがいいかもと思うのですが、今までの大変さを思うとそれも何だか腰がひけて、かっこ悪い話なんですけど、うやむやにしながら時間が過ぎて行っている・・・という感じです。ちょっとこれじゃマズイと思ったので振り返ってみます。

 

 

支援制度が使えない、あわない!

まず、障害者手帳を取得して、支援制度を紹介してもらったけれど、私の状態にあった支援がほとんどなかった・・・!!!

これは支援制度のほとんどが、これまで憂き目をみてきた知的障害者身体障害者の人たちによって切り開かれてきたものだと言われるとしょうがないと思わざるを得ません。しかし、障害者として大人しく生きろと箱詰めされた気分に追い込まれ、やる気もなく、鬱っぽい気分の日が続き・・・ちょっとこれはまずいと思って、いま少し距離を置いています。

障害者年金が初診日不明で却下!

障害者年金を申請したのに、初診日不明で却下されたのもショックだった。もっと症状が重い人も却下されているんですよーと慰めに来られましたが、いやいやそうじゃないだろうって!!!もっと困っている人がいるなら、それに向けてアクションはないんかい!ないようだ!!!

 

就労移行支援はお金がないと通えない

就労移行支援も良かったけれど、お金がないと続けられない。だけど週1日でもアルバイトをしたらダメだっていう。相談したら生活保護を勧めらました。

 

生活保護は厳しすぎる・・・

直ぐにでも出せます、ただし貯金をゼロにしてから再申請しにきてくださいと。家族親族と縁が切れている事も必要と。ううーん。その間はないのか。窓口は親切な対応で困ったらいつでもきてくださいと良い感じ。再起不能になる前に使える制度がない。これも制度が古いって事なんだろうな。あわない仕組みに無理やり突っ込まれている感じでした。

 

ハローワークの仕事は全滅

ハローワークの仕事は全滅。障害者雇用を探したのですが、週5で時間通りに来れる、居眠りしない、まじめで一生懸命な障害者は歓迎される・・・のは分かったのだけど。それが出来ない人はどうしたらいいんだろう。

発達障害の自助会に行くとほんとに沢山の人がいて、仕事や生活で困っている人だらけ。でも一人は一人の力を持っていて、活躍できるはずなのに。。。ほんとにこんなに困っている人がたくさん居るとは思わなかった。ニュースでは人手不足と騒がれているけれど、嘘でしょって思う。

しょうがないので、障害を隠して就職活動をしています。そうしたらOKですってアルバイト先を見つけました。ありがたや。ただし週2回。これじゃぜんぜん暮らせないけど気分的にすごく楽。いま少し様子をみながら、できるだけ自分にあった環境を整えたいと思っています。

 

私の症状と働きやすかった仕事の特徴

私の場合、凡ミスが多い、突然眠ってしまう、空気が読めない、聴覚過敏、etc という症状があります。

これまでお仕事してきた中には、ちょっとの昼寝がしやすい、凡ミスが起こりにくい仕組みが導入されていたり、ヘッドフォンがOKだったりと、比較的快適に過ごせる職場もありました。こうした職場だと問題なく働ける人がたくさんいると思います。

問題は、期間限定の派遣や常駐SE、非常勤の仕事ばかりで、よくって数年。終わればまた次の仕事を探さないといけないこと。そして良い職場かどうかは入ってみないと分からないという事なんです。

「いま出来る事」は目一杯アピールし「いま出来ない事」は隠しまくる。そうして面接を突破して、運良く、昼寝に寛容なら続くし、そうでなければ撤退し。でもこの方法はハズレの場合メンタルにすごいダメージを食らうし、採用してくれた企業にだって費用が発生しているわけで、お互い不幸になってしまいます。

そうじゃなくって、最初からお互いストレスの少ない関係でいられる職場を探せられたらいいなと。情報を集めて発信して、良い感じにしていけたらいいなーと思っています。