ミッドサマーを見てきました。北欧のおしゃれでかわいい+R18ホラーです。
映画を見に行けるってうれしい!
今度は「ミッドサマー」を見てきました。
かわいくってロマンティックでスプラッタでメンタルにじわっとくる。
レディコミのグリム童話をガチでやりましたって感じ?
よく見たらR18って書いていました(;´Д`)
物語はニューヨークの大学生グループが、北欧の田舎のお祭りに招待され、ちょっとずつタブーを犯しては・・・うぁぁぁってやられるやつです。
ひたひたと独特のいやーな感じが入ってくるんですね。
あのいやーな感じ。
人を家畜扱いしていたのが怖かったのかなと思いました。
感情とか個性とかではなく、牛や豚を繁殖させ肉やミルクを得る。そういう扱いだったように思うのです。
主人公たちが宿泊する「夏の家」もきれいで可愛いのだけど、大きな家畜小屋みたいな感じがするんですよね。ぞわっとする。
72才になったら「アッテストゥパン」(Ättestupa)
自ら崖から飛び降り・・・それは名誉で喜ばしい事とされている。
このご老人が元美少年のビョルン・アンデルセンだなんて。
名誉の死、なんだけど土壇場で迷ってうぁぁぁな最後になります。
あのミートパイ、何の肉なんだろう・・・><
その後もオェッとなるシーンが次々と・・・
ところが価値観がひっくりかえるシーンがあって、
主人公のダニーは、妹が家族を道連れに自殺をして以来、きついフラッシュバックに苦しんでいます。周りの人はなだめたり薬を飲ませたりはするのだけどどこか距離がある。彼女は一人で苦しみと向かい合ってきました。
ところが村の人達は、彼女と一緒に泣き叫ぶ。良いとか、悪いとかじゃなく。感情を共にするの。おいおい泣けばおいおい泣くし、うわぁーってパニックになれば一緒にうわぁーってなる。
本当に苦しいときに薬やカウンセリングではなくハグが欲しいって事ありませんか?
なんだかんだいって、宗教に入っている人の方が幸福度が高いという話を思い出しました。
でも、おいら宗教には入れないや・・・
そう思ったのが、村の人達の同調圧力の高さ。ぴったりと並んで同じタイミングでとる食事。意味のないルール(あるのかもしれないけど)に従い続けるということ・・・
うん、むり。
だとすると、数々のオェッとなるシーンは、私にとってのタブーを破るためにオェッとなっているのかも。
村のタブーを破った人がスプラッタの刑に処されるのと裏表の関係なのかも?
価値観が反転する、それが冒頭の景色が上下に反転するシーンの意味なのかも?
うーん、考えれば考えるほど面白くなってきます。
もう一回見たいとおもったら、ちょうどよく。
6月21日(日)ちょうど夏至の日です。
ミッドサマー同時試聴会があるとのツイートが!
#ハッピーミッドサマー こんにちは
— 全国公開中『ミッドサマー』公式🌻💐☀️ (@midsommarjp) 2020年6月15日
今年の夏至祭は6月21日🌞日曜日🌞
17日より期間限定配信の #ミッドサマー を皆で同時再生して祝い
13:00スタート
🌸🌼🌷🌺🌼
参加者には抽選プレゼントあり
ご案内⇒https://t.co/PBhSSkO9yh pic.twitter.com/Lx91arUokZ
もう一回みたいです。怖いけど。