風の谷のナウシカ、映画館で見てきました。
いやー良かった!
とんでもなくよかった!!!
1984年の映画です。
小学校の映画の会で見たのが最初かな。
その時は怖くて最後まで見れなかったのだけど。とにかくナウシカがかっこよくって、空をびゅんびゅん飛ぶのを真似したり、のらねこにエサをやっては「ほらね、怖くない」とか・・・なりきりましたね!
その後まんがを読んで本物のナウシカだ、まんが版がすごいんだと思っていました。
でも今回映画館で見て印象がガラッとかわりました。
ナウシカは映画館でみる映画だ!
メーヴェが縦横無尽に飛び回り、
ガンシップが最高速度でバカガラスを翻弄する。
空中戦の速度がぜんぜん違いました。
まんがでは自分の体験をもとに生き生きと動いている様を空想します。
なので体験した事がない世界は、作者の空想とだいぶ違うわけです。
それが家庭のテレビでは実感できなかった・・・???
実物大で投影されるから実感できた・・・???
不思議な感じがしました。
ストーリーが濃厚ぎっちぎち!!!
ストーリーもよくまあこの2時間にねじ込んだなと。
例えばクシャナの役回り。まんがとアニメでずいぶん違うのに、クシャナの葛藤はがっつり表現されていると思うのです。
ナウシカも単におてんばなだけでなく、父母、領民、子供にじじばば皆んなの期待に応えるために必死にもがいて、いい子すぎて泣ける。イケニエじみた役回りに息が苦しくなる。最後のシーンは自殺じゃないかこれ・・・
大人になるとまた違う感想をもつものですね。
エンディングにほっとする。
でもさ、アニメは最後におうちに帰れる。
ほっとするエンディングでした。
大画面だとエヴァや宇宙戦艦ヤマトとか思わずフフッとなる書き込みを見つけやすいのも楽しかったです。
ナウシカ、映画館でやっているうちに是非見に行ってください。