ADHDの主人公がカバンをぶちまけて叫ぶ回をみた
ツイッターで話題になっていた、ADHDの主人公がカバンをぶちまけて叫ぶ回をみました。
これ、やっちゃった事あるわ・・・。どんなに大変かわかってほしいって気持ちと、怒らないで、ゆるして欲しいって気持ちがぐるぐるしてパニックになっていました。
そうだよ。こうなる😭
— ろば耳@ADHD (@robamimim) 2022年2月14日
発達障害がわかるまで、こんなカバンだった。
いまは試行錯誤して、メイクはしない、鍵にはGPSタグ、できるだけ手ぶらで行くことに。
だってカバンごと忘れるんだもん💦 https://t.co/owCTxTQuwB
「実は発達障害なんだ」と清水の舞台からバンジージャンプする気持ちでカミングアウトしたのに「まあそういう人っているよね。」って流されて、これまでの苦しみをもっと分かってよーーーーって気持ちが爆発してしまう。
もしかしたら本当に、そのままでうけいれるよという優しさがあるのかも。だけどサラリとした受け答えからは、苦しみを受け止めてはもらえていない様子。
・・・そうだ、これは本当に難しい。
自分の特性と、これまでの苦しみ。
2つのボールを同時に投げたら、受け止められるわけがない。だけど崖っぷちでこれ以上苦しみを持っていれない限界だと、どうしようもなく投げつけてしまうことになる。
その結果、起きているのは混乱だ。
カバンの中身をぶちまけるシーンで思い出したのが、私はランドセルが大っ嫌いだった事だ。ぐっちゃぐちゃでゴミも教科書も何でも入ってた。
ぐちゃぐちゃなのを怒られる。
ぐちゃぐちゃなのを揶揄われる。
ランドセルを見るのも嫌で、背負うと嫌な気持ちでいっぱいになった。触りたくないからテストもお知らせもそのまんま、何もかも悪くなるばかり。志保が必死になるシーンでゆるして、ゆるして、ごめんなさいって必死になった記憶が蘇る。
もう一つ思い出したのがこの事件だ。
遺棄事件の女性は、数字が読めない障害だったという。
大嶋氏は留置場のアクリル板越しに2桁の計算式の書かれたプリントを示した。ところが被告は計算以前に「8」「3」といった数字さえ読めなかった。デジタル時計は読み取れず、針のついた時計なら針の角度を絵で覚えていた。ただし針の周囲の数字は読めない。学校の勉強などもかなり無理をして絵として暗記していたのだろうと、大嶋氏は推測した。学習障害で文字や数字は覚えられないが画像としてなら記憶できるという人は珍しくない。
こんなに必死であった事を、一緒に住んでいた家族も、学校の先生も友達もわかる事がなかったという事に驚く。
必死に取り繕うと、字が読めず世間のルールも分からず必死でもがいていることに気付かれない。
自分の場合、なんで出来ないんだろうって、さまよっていた頃がいちばん辛かったな。失敗するたび自分を責めて、責めすぎて病んじゃったから。
なんで出来ないのかが、わかってからは少しずつ工夫してどうにか生きれるようになってきた。カミングアウトも何度も失敗しながら、うまく出来ない事の助けをもとめて、トラウマを押し付けない、関係性を作れない時は一旦引く事が出来るようになって来た。
まあ、それでも、もーーーーって時はこうしてブログに分かってよっっって吐き出していけばいいよね。
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— リエゾン-こどものこころ診療所-【公式】⑦巻発売中! (@liaison_kokoro) 2021年3月20日