中高年のひきこもりが他人事と思えない。

「中高年のひきこもりは推計61万人余り 39歳以下を上回る」というニュースが気になりました。

 

www3.nhk.or.jp

 

 実は一時期引きこもっていたのですが、たぶんカウントされていないと思います。今はちょっとずつ外にでるようにしていますが・・・。内閣府の調査の対象ってどんな人だったんだろう。

 

 記事にあった、”20代からIT企業などいくつかの会社に勤めましたが、仕事がうまくいかずにつらくなって辞めてはひきこもり、また働いては辞めるということを繰り返してきたといいます。” 他人事とは思えなくて。

 

 仕事が続かない事がつらい。先日履歴書を書くため転職回数をカウントしたら20回を超えていました。

 

 どんな感じかというと、面接で気に入られたのに何故か配属された日から「お前気に入らないわ」とか、いいチームに恵まれたーと思っても、どこかで凡ミス絶対許さないマンがやってきて「仕事はできても意味がない」とか。

 今度こそいい仕事ができたと思ったら気に入られすぎて彼氏がいるんでと断ったら次の日から席がなかったり・・・そんなこんなが20数回。

 思えば物心つく頃から、先生には生意気と言われ、廊下に立ってるか脱走するか、親にはなんでこんな事もできないのと泣かれてばかり。

 就労移行支援の人とも、メンクリのお医者さん、支援チームの人とも行き違いやらなんやらで、人間関係がうまくいかずに中断しています。

 

 これが発達障害だというなら、関係性をうまくつくれない障害という事なのかもしれません。

 

 もう普通に暮らすのはあきらめています。しばらく外にでるのも嫌だったので引きこもっていました。自宅でできる小銭稼ぎをぽつぽつやって、障害を話してOKのバイトを運良く見つける事ができた。でもまだ普通に仕事をする気になれません。就職情報を見るだけでおえっとなる。

 

 

 一体どうやったら、ここから人生を取り戻せるんだろう?

 なんでこんなに問題が起こるんだろう?

 

 問題が起こりにくい人間関係というのもあります。利害関係のない人間関係はわりと大丈夫です。旅行や自助会は大丈夫。ゴハンを食べバカ話をする友人が一人二人いてすごく救われている。

 

 人間関係に問題が起こるのって、たいてい一人二人から始まります。逆鱗にそうとは知らずに触れているんだろうと、想像はするのですが、何が致命的になるのかが分からない。ずーっと一緒にいて大丈夫な人もいるのに。ブチ切れる人との違いが分からない。 

 

 最近になってようやく話しやすいカウンセラーさんに出会えました。何が問題になっているかを少しずつ話せている感じです。ここのご紹介でメンクリに通い始めました。

 発達障害でも成功している人もいるので、何が引っかかっているのか分析してみましょうとの事で、ホッとしています。

 

 一体何が起こっているのか知りたい。学校も本当は行きたかった。仕事だってしたい。だけど今は怖くってできない。

 

 なんとか道をみつけたいものです。