キッチンタイマーで時間の感覚が育つかも!?
キッチンタイマー。これはいいものです!
だって、時間が測れるんですよ!画期的!キッチンだけで3つ、玄関と洗面台とリビングにそれぞれ。カバンの中にも、スマホのアプリも使っています。旅行先でタイマーを買い足した事も。めっちゃ依存していますね汗
朝は3分タイマーを使っています。
どうにか目が覚めたらタイマーを押して。布団の中で手足をもぞもぞ動かして起きる準備をします。体がつらくて起きられなければ、あとこのくらい寝たいなぁ・・・と必要なだけタイマーをかけて二度寝します。
起きたら、まず最初の3分でうがいをして水を飲みます。それからフロスと歯ブラシ。タイマーがないと10秒で終わらせたり、隅々までこだわって磨いて30分経っていたり、朝の難関だった所です。
次は顔を洗って。これも3分かけると、そこそこきっちり洗えます。目やにのチェックもばっちり。それから、眉毛、髪、メイクと進めます。最後に洗面台をきれいにして完了。ここまで30分です。
急いでいる時やめんどくさい日はこれでOK。余裕がある日は布団を干して、掃除、ゴミ出し。朝ごはんを作って食べて片付けて。着ていく服を選んで着替え、持ち物をチェックして準備。お出かけです。
キッチンタイマーがあると、出かけるまでの時間で、何をどのくらい支度をするかあらかじめ考える事ができるので、ギリギリの時でもあわてず支度ができるようになりました。
日中もタイマー、ストップウォッチを使っています。
特に役に立つのが気が進まない作業や何時間かかるか分からない大きな作業をする時。書類整理のように、もう触るだけで気が滅入る作業だと特に有効です。
まず、5分タイマーをかけて、この5分だけ集中することにします。終わったら「私すごーい!えらーい!」と褒めまくります。(心の中でね!)落ち着いたら、どのくらい進んだか確認して、5分×何ターンで倒せそうか予想します。ゲームみたいに。それから効率よく倒す方法がないか検討して、疲れや気分の落ち込みがあれば倍の時間を取る事にして、終わった後の甘やかしアイテムも用意して。そうすると嫌な作業もどうにか終わらせる事ができる感じ。
好きな作業の場合はストップウォッチと1時間タイマーの2つを使います。というのは夢中になりすぎて水を飲むのも忘れてしまうから。もうアラフォーなので体は大切にしないとダメージがハンパないのです。
1時間ごとにタイマー、なったら体調をチェック。喉が乾いていたら水を、体が固まっていたらストレッチを、むくんでいたら短距離ダッシュを、エネルギーが足りなかったら食事をとります。ストップウォッチでは経過時間を確認して想定時間をオーバーしないようにする。オーバーする場合は何を引き換えにするか考える。
そして日常いろんな所で時間をはかっています。例えば家から駅までとか、ぶらぶら散歩して満足して帰るまでとか、だらだら漫画を読む時間とかも。
何気なくしょっちゅう時間を測っていると、だらだらする時間も回復のために必要なんだなとか、思ったより移動に時間がかかっている事を発見したり、時間の感覚がタイマーの補助で見えてくる感じがして面白いです。
もしかして、タイマーなしでもこういう暮らしができる定型さんは、体の中にタイマーが埋め込まれているのかもしれませんね。(脳科学的な意味でですよー汗)
私は発達障害の中でも時間の問題がかなり出ており、焦がしたフライパンの数は覚えていないタイプなのですが、だんだん時間の問題が起こらなくなってきました。
特に時間の見積もりは間違いだらけだったのが、だんだん正確になってきており、これは事前に時間の予測をするのに、何にどのくらい時間がかかるかの経験値が必要だったのかなと思います。
もしかしてこれ、大発見!?
コンサータやストラテラでも解決しなかったのに、ある日、途方にくれて入ったラーメン屋さんで、ずらっと並んだタイマーで次々はいるオーダーをさばいていて、これだと思ったのでした。
偶然見つけた方法ですが、大人の療育に興味のある人とシェアしたい!正直な所、4、5年ほど試行錯誤してようやくここなので、何が正解なのか分からないのです・・・。どうぞよろしくお願いいたします。