いやな思い出を供養する

ふう。

今日は朝からいやな思い出がぐるぐるしていました。

ふとした出来事やニュースをきっかけにして、過去のイヤーな思い出がでろでろ出てくることがあります。

今日は、学校がひどかったこと、ろくな教育を受けられなかった事、話を聞いてくれなかったこと、嫌で嫌でしょうがなくて、はやく逃げたくてたまらなかった日々の事が頭の中をぐるぐるしていました。30年前の事なのに!

 

1日の流れを記録してみると、マンガやネットがやめられなくてダラダラする時間が何時間もあって・・・やっぱりなーと思いました。

もっとクリエイティブな事に時間を使いたいのに、疲れているとついネットを見て、疲れているから閉じる強さもなくて、結局、意識がなくなるまでネットを見ちゃう。それをずっとずっと繰り返している。

今までどれだけイヤな思いから逃れるためのマンガ、ゲーム、読書etcに時間を取られてきたんだろう。

少なくとも、中学生の頃にはもうそうなっていた。ずっとマンガを読んでいた。好きだったはずの勉強をぜんぜんしなくなっていた。教科書を開くと今日のいやな思いが蘇る。なんとかしなきゃと思うのに、表紙をめくるのが苦痛だった。

 

心の回復は、トラウマを痛みなく思い出せる事だっていう。

だとすると、ちょっとしたきっかけでブシューっと吹き出すこの痛みは、ぜんぜん回復していないって事なんだろう。

くもんに通いたかった。科学館に行きたかった。そして学校には通わない。

そう思った瞬間に、泥みたいに詰まった何かが抜けていった・・・。流れ出る痛みが引いていく。無意識と意識が合う、歯車がかみあう、意識が無意識を理解する。

 

なぜか、供養という言葉が浮かんできた。

過去のどうしようもない出来事を、過去のものにする。
無意識と意識がつながった瞬間。

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その感覚はまもなく去っていったけど、不思議な爽快感がありました。
ちょうど電車が川を渡るところでした。

 

なんで嫌な思いをしに毎日通っていたんだろう?

DVから逃げない親子みたい。毎日いじめられるために通っていた。

毎日なぐられ、罵倒され、無視されて。帰ってきて布団の中でイヤーって叫んで転がりまわって、嫌な感情から逃れるためにマンガを読みゲームに没頭する。意識がなくなるまで。勉強しなきゃって思うと、学校であった事を思い出して気持ちが悪くなる。

 

行かなきゃいけない。イヤな思いをする事になっても。
ずっとそう思っていた。なんでだろう。

 

もし、いまイジメられて、毎日大変な目にあっていたら今すぐ学校に行くのをやめてほしい。

どうか好きな事をしてほしい。イヤな場所に行くのを今すぐやめてほしい。
正しい人は10年後の誰かを救うけど、目の前で苦しんでいる人を救わない。

 

 

逃げたくて逃げたくて、早々に逃げ出した。
逃げるために仕事を選び、逃げやすい環境と暮らしを選んだ。
なりたかった職業も、やりたかった事もほとんど全部あきらめた。

 

そして逃げるために仕事に没頭する。

いつもは痛みを感じない。だけど変わらず続いていたんだ。

ずっとこのループを続けている。

ここから、出なくちゃ。