ADHDの成功法則がチラリと見えたような、、、???

新人の頃読んでた本がunlimitedに!

仕事は楽しいかねという本です。

そう言われて見ると、、、

発達障害をオープンにしていられるのは有難い。

遅刻や凡ミスもまあいいよって言ってくれる。ありがたい。。。

だけどメインの仕事には絶対関わらせてもらえない。

なので好奇心を殺していなきゃならない。

そういうストレスは、、、あるんだよねえ。。。。

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

 

 

 

最初に読んだ新人の頃、何を思ったんだろう。

読んだ記憶はあるけど中身はまるで覚えていない。
何でもやってやろう!という時期で片っ端からビジネス書を読みあさっていた。
読んだけど、この本に書いていた事はまるでスルーしてたみたい。

 

だってこれ、ADHD向きのアドバイスが満載じゃない?

毎日新しい事をしよう、完璧に出来たとおもっても+αしていこう

仕事がイマイチな時はやり方変えて様子を見よう。

これまでの常識は捨ててしまえ!

 

この本が言いたい事はそういう事。

2000年ごろってまだADHDが知られていなかった頃です。

でも、中身はADHDらしさの活かし方じゃないかって思ったくらいです!

 

まずビジネス書から学んだ事を書き出して、でっかくバツを書こう!

主人公は、働いても働いても報われない、でも今の仕事を失うと食いっぱぐれるのが目に見えてて、職場ではみんなどれだけ働いたかを競争している、職場のブラック化が止まらない。それが不安で仕方がないと悩んでいます。

 

悩んでる?だったら普通に生きるのやめちゃおう!

なぜなら普通の人が優秀さを競った結果、平均値が上がり、競争が起き、供給過剰で価格破壊を起こしている。頑張っても報われない原因はこれだと言うのです。じゃあどうしたらいいか。

 

何をやっても生産性が上がる、不思議な実験の話。

何とも不思議な実験結果があります。ホーソン実験といいます。

とある工場で何が生産性を高めているかを確かめるために、照明や机の高さや部屋の大きさなどなど、いろんな条件を変えて実験した結果、何をやっても生産性が上がったというもの。

 

つまり生産性を上げるには条件を変える事が大事だったという説です。

 

個人的には実験の結果、働く人と経営者が遠慮なく話が出来るようになった事も大事なのではと思いました。心理的安全性の重要さが注目される前の本だけど、そこに触れているのが面白いと思いました。

 

「一つの事を続けるのは尊い」という価値観を捨ててくること。

主人公は以前コピー会社を起業したのですが、近所にもっとステキな会社が出来て客が流れ倒産。。。それは最初に決めた事を続けようとした結果、ライバルに自社を研究され、もっといいものを作られてしまったのでした。

 

完璧、いいものが出来たと思っても、毎日変えて行く。

とくに上手く行っていない時は、片っ端から変えて、できれば全部変えて様子を見る。

仕事と問題の内容をなるべく細かく書き出して変えられる事はどんどん変えて行く。

そうしてチャンスが来るのを待つのだそうです。

面白かったのが、100年前のゴールドラッシュの話。

最後に売れ残ったボロい帆布しかない所に、クレーマーがやってきたら君はどうする?という質問です。普通は帰ってくれといいますが、リーバイス氏は違った。余った帆布で頑丈な作業服を仕立て、それが後の大ヒット商品、ジーンズになったという事です。

 

正直、まだよく呑み込めてませんが、、、

とりあえず、仕事と問題とアイデアの書き出しはやってみようかな。

フォースの修行みたいだなと思いました。

 

ADHDの人が成功する法則がチラリと見えた気もするのですが、、、

なにせ話題になる前の本なので、そこにはフォーカスは当たっていません。

 

うん、でも、まあ、試してみよう。

何か見えたら続きを書きますね!