生活福祉資金の特例貸付について調べてみました。

こんにちは、ろばみみです。


咳はだいぶ落ち着いてきました。もう大丈夫かなと思いますが、念のためあと2日は静かにしていようと思います。
そうなると心配なのがお金です。コロナ流行が1年、2年と続いたら経済的なピンチになるかもしれません。

ピンチになったらどうしよう?

調べてみました。

ニュースによると「生活福祉資金の特例貸付」が始まったとのこと。
コロナで生活に困った人に、ざっくり10万円〜80万円を無利子・無担保で貸し付ける制度です。

news.yahoo.co.jp

 

窓口は「全国社会福祉協議会」通称、社協です。

www.shakyo.or.jp


実は、震災の時に少しお手伝いした事がありました。

うん。これなら大丈夫そうです。


いま、社協のホームページをみたらトップが「生活福祉資金の特例貸付」でした。心強いですね。

 

資金は2種類。緊急小口資金と総合支援資金です。

緊急小口資金は、生活費や家賃や電気代が払えなくてピンチな時に頼れる制度です。

低所得世帯(※)が、次のような理由で緊急的かつ一時的に生計維持が困難になった場合に、小額の貸付を行います。

1.医療費又は介護費の支払等臨時の生活費が必要なとき
2.火災等被災によって生活費が必要なとき
3.年金、保険、公的給付等の支給開始までに生活費が必要なとき
4.会社からの解雇、休業等による収入減のため生活費が必要なとき
5.滞納していた税金、国民健康保険料、年金保険料の支払いにより支出が増加したとき
6.公共料金の滞納により日常生活に支障が生じるとき
7.法に基づく支援や実施機関や関係機関からの継続的な支援を受けるために経費が必要なとき
8.給与等の盗難によって生活費が必要なとき
9.その他これらと同等のやむを得ない事由であって、緊急性、必要性が高いと認められるとき
http://www.knsyk.jp/s/shiru/kashitsuke_kinkyu.html

 

通常は返済が2ヶ月後からですが、コロナの場合は1年後からの返済になっていました。
もし返せない状況であれば、生活保護など他の福祉につなげていく、命をつなぐ資金です。

ピンチであればすぐに貸してくれるので、どこかでお金を借りるなら、まず社協に相談するのがよいと思います。

 

こういう相談がきたら、一緒に窓口に行こうと思います。

togetter.com

 

総合支援資金は、失業などから生活を立て直すための資金です。

www.mhlw.go.jp

こちらも通常6ヶ月後からの返済が1年後からとなっています。
もし一年後にまだピンチであれば相談の上、他の福祉につなぐことになります。

 

どちらも、ありがたいのが無利子・無担保ということ。
銀行で借りるとします。年利10%とすると、1年後には110万円、2年後には120万円、返せないと厳しい追い込みが待っています。 

めんどくさいけど、危ないお金を借りるよりずっとマシ。

住所のある市区町村の社協に行って相談してと、借りるまでのハードルは高いですが、まずは相談。発達障害などで手続きが難しい場合はそれも合わせて相談するとよいと思います。(私も書類がかなり苦手なため、発達障害のサポーターさんについてもらう事があります。とても助かっています。)

 

どちらも今ある制度を使いやすくしたものでした。


この制度があれば、飢え死にはしません。そこは安心だけど・・・

アメリカは無条件で大人1200ドル、子供500ドルの給付だそうです。なんだろこの差は。いーなーアメリカ!